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皆様、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 歯科助手の重野です。

2022年も残すところ4日となりました！！皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、タイトルにあります「ラバーダム」についてお話します。

皆さん、歯科治療にて「ラバーダム」という言葉を聞いたことはありますか？

あまり聞いたことがない方が多いのではないでしょうか。

「ラバーダム」とは、正式には「ラバーダム防湿」と言います。

主に、根管治療やむし歯治療の際にゴムのシートのようなものをお口の周りにかけ、その歯の治療の箇所のみを露出させて治療を行います。

これまで歯科医院に通っていて「ラバーダム」をつけたことがない方もいらっしゃると思います。

では、この「ラバーダム」の使用可否や付ける上でのメリット・デメリットをお話いたします。

「ラバーダム」をするメリット

・唾液による術野の汚染や感染を防ぐことができる

・根管治療にて細菌感染を防ぐことで、根管治療の成功率が上がり、根管内感染の再発リスクを減らせる

・器具等の誤飲を防ぐことができる

・乾燥した状態で治療できる

・舌や頬、唇を傷つけることなく安心である

・根管治療時、根管洗浄液がお口の中に流れるのを防いでくれる

「ラバーダム」をするデメリット

・ゴム(ラテックス)アレルギーの方は使用できない

・一定の時間お口をあけっぱなしにすることが難しい方には使用できないことがある

・ゴムのシートでお口のほとんどを覆う為、鼻炎や鼻詰まりの方には呼吸がしづらくなってしまう

・鼻呼吸できない方には使用できない場合がある

「ラバーダムを使用できない治療」

歯にかける金具の箇所(歯の生え際など)にむし歯がある場合は、基本的に「ラバーダム」を付けることが難しいです。また、協力が得られないお子様や高齢者も使用が難しい場合がございます。

デメリットでもお話したように、鼻が詰まって鼻呼吸が難しい方やゴムアレルギーをお持ちの方は「ラバーダム」を使用することができない場合がございます。

「ラバーダム」の注意点

「ラバーダム」は感染防止や治療の成功率向上に役立ちますが、全ての歯科治療において使用できるものではない為、「ラバーダム」をご希望されても使用できない処置もございますことを、予めご理解いただけたらと思います。

その為、使用可否の症例については実際にお口の状態を診てからの判断となります。

中目黒ゲートタウン歯科室でも「ラバーダム」を使用して行う治療もございます。

「ラバーダム」をご希望される患者様はお気軽にご相談ください。

また、「ラバーダム」についてのご質問等もございましたらお気軽にお問い合わせください。

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