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みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」管理栄養士の斉藤です。

今回は2から3歳ごろからの幼児食についてお話します。

乳歯20本が生えそろう

個人差はありますが、２歳ごろまでに上下の切歯が生えそろい、3歳ごろまでに第二乳臼歯(1番奥の歯)が生えて、乳歯が20本になります。そして、舌と頬や顎を強調して動かし、咀嚼機能も向上します。

食べさせ方のポイント

★奥歯で噛むこと促してあげよう

口を開けて音を立てて食べていたら、口を閉じで、奥歯でしっかり噛むことを促してあげましょう。

★お茶は食後に

食べ物を水分で流し込む癖にもつながりますので、食後にお茶を出すようにするとよいでしょう。汁物は、口の中に食べ物がなくなってから飲む癖付けを。

★好き嫌いはあってもいいけれど、工夫を忘れずに

好き嫌いがあってもいいのですが、器や盛り付けを変えてみたりと、食べてみようと思えるような工夫は必要です。

★完全には食べられない

20本の歯が生えそろい、大人と同じようなものも食べられるように見えますが、噛みきりにくい葉物野菜などは難しい場合もあります。また前歯で噛みきれても、奥歯ですりつぶすことができなかったりすることも。ちょうどよい硬さのもので、前歯や奥歯使う経験させてあげるとよいでしょう。その子にあった硬さの目安は、子ども自身がスプーンで切れるぐらいです。

おやつは甘い物だけでなく

この時期の成長は著しく、身体の大きさのわりにエネルギーと栄養素の多く必要になります。ですが、消化吸収能力が未発達、1日3回の食事では必要量を取り切れません。おやつも1回の食事としてカウントするとよいでしょう。

おやつを補食として考えると、エネルギーやビタミン、ミネラルを補えるものが望ましいです。とはいえ、おやつは楽しみの時間でもありますので、おにぎりなどの軽食の日もあればクッキーなどのお菓子の日などにしてみることをお勧めします。

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