中目黒の歯医者なら、中目黒駅から徒歩30秒

みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 管理栄養士の難波です。

今回は虫歯以外にも歯を溶かしてしまう病気、『酸蝕症』についてお話していきます！

酸蝕症とは

虫歯、歯周病に続いて歯を失う原因の１つとも言われており、飲食物に含まれる酸によって歯の表面の透明なエナメル質が溶けてしまった状態のことを言います。私たちの歯は酸性の刺激に弱い性質を持っているので、歯が酸にさらされやすい生活習慣を持っているとエナメル質・象牙質が徐々に溶けていきます。

虫歯と酸蝕歯の違い

『虫歯』は、虫歯菌が食べ物に含まれる糖分などを栄養にして酸を作り出します。虫歯菌によって作られた酸がエナメル質を溶かして、歯の一部分が溶けて穴があいた状態です。

一方で『酸蝕歯』は虫歯菌のような細菌は関与しません！酸性の食べ物や飲み物、胃液の影響で起こるため、虫歯のないきれいな歯でも酸蝕症になる危険性があるのです。酸が直接歯に触れて、歯の表面全体のエナメル質を溶かしてしまいます。

酸蝕症にかかると歯につやがなくなって黄ばんできたり、冷たいものや熱いものを口に入れると歯がしみたり、かみ合わせが悪くなったりする症状がみられます。

酸蝕症の原因

酸性度の高い物を習慣的に摂取することが主な原因です。歯の表面のエナメル質は、pH 5.5以下になると溶けやすくなります。そのため酸性度の高いお酢、柑橘類、炭酸飲料などの飲食物をよく口にしている人は注意が必要です。

酸蝕症を防ぐためのポイントをいくつかお伝えします💡

◆酸性の食べ物を食べた後は口をゆすぐ

◆だらだら飲み食いしない

◆寝る前は酸性の強いものを控える

◆フッ化物を活用する

酸性の食べ物は体に良いとされているものが多く、まったく控えてしまうわけにもいかないのですが、日常的に食べているものの酸性度を把握しておくことで、酸蝕による影響から歯を守るのに役立ちます。好きな食品とほかの食品の酸性度を比べてみてください。

酸蝕症は年代に関わらず起きる症状です。お口と歯の健康を守るためにも定期的に歯科医院に通い、歯の健康状態をこまめにチェックし、早期発見につなげましょう☺

目黒区 中目黒駅前の歯医者・歯科・口腔外科・矯正歯科・小児歯科
審美歯科　無痛治療　予防歯科　インプラント　ホワイトニング　クリーニングなら、
中目黒ゲートタウン歯科室 へ。
「話をよく聞き、気持ちに寄り添う診療を」モットーに診療している歯科医院です。
皆様のご来院を、スタッフ一同「笑顔」でお待ちしております。