『フッ素』って安全なの?

   

みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 管理栄養士の難波です。

お子様のフッ素塗布に対して心配に思われているお母さま方も多いのではないのでしょうか?フッ素には虫歯を防ぐ効果があることは皆さんもご存じかと思いますが、体に良くないという情報も耳にすることもあるかと思います。

今回は、フッ素の効果やリスクについてお話します!

フッ素の働き

フッ素は主に3つの働きからなっています。

①歯を強くする

歯の表面のエナメル質にフッ素が取り込まれ、酸に負けない強い歯にしてくれます。虫歯になりにくい(溶けにくい)歯にしてくれます。特に生えたての歯は未熟なので、フッ素により歯を強くしてくれます。

②再石灰化の促進

再石灰化とは、溶けだしたカルシウムやリンを再び歯に戻す働きのことです。この働きをフッ素が促進してくれるため、自然治癒が可能な初期虫歯では虫歯を助ける事ができます。

③虫歯菌の活動を抑制

フッ素が歯垢(プラーク)に入り、歯を溶かす細菌が作られるのを防ぎます。虫歯菌が作りだす酸の産生能力を抑制し、菌の活動を低下させる効果があります。

フッ素は安全なの?

大量に摂取すれば害となることはありますが、普段の生活でフッ素による中毒を起こすことはまずありません。塩分や糖分と同じで、どんなものでも取りすぎは禁物です。

歯磨き粉や洗口液に含まれているフッ素は、『フッ化ナトリウム(NaF)』と呼ばれるものです。

フッ化ナトリウムの急性中毒症状の発現量は、で2~4㎎/㎏とされています。

つまり成人で約250mgを一気に飲むと、吐き気、腹痛、下痢、けいれんなどの急性フッ素中毒をおこす事があり、致死量はNaFで約5000mgとされています。

中毒量を約20kgの6歳児で考えると、歯磨き粉1~2本を一気飲みしなければ中毒を起こしません。大人であれば4~5本くらいの量が目安です。

つまり、致死量はその20倍なので6歳児で30本以上、大人で100本以上、歯磨き粉を一気飲みしないと致死量には達しません。

これによって、日常生活での歯ブラシで急性反応が起きる事は考えにくい事が理解していただけると思います。

その為、誤った使用法で使用しない限り、日常生活でフッ素入りの歯磨き粉を使用することは歯や身体に害が及ぶことは考えにくいでしょう。

正しいフッ素の使用方法で虫歯予防していきましょう✨

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