指しゃぶりによる歯並びの影響は?

   

みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 管理栄養士の難波です。

今回は「指しゃぶりにおける歯並びの影響」についてお話します!

赤ちゃんの指しゃぶりはいつか自然にやめるだろうと思っていても、大きくなってもなかなか辞めない場合、このままでいいのか悩む方も多いかと思います。4歳、5歳になっても指しゃぶりをやめられない場合歯並びに悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

指しゃぶりにおける噛み合わせの影響

開口→上下に隙間がある

指しゃぶりにより歯が生えている根っこのほうへ歯が指で押されてしまい、奥歯は噛めているけれど上下の前歯の隙間が空いてしまい、前歯でうまく噛むことが出来ない状態です。隙間から舌を出す癖や飲み込むときに食べ物や飲み物が飛び出ないように隙間に舌を入れて閉じる癖が出てしまうことがあります。

上顎前突→上の歯が前に出てしまう

いわゆる「出っ歯」のことです。上の前歯を中心に指の腹で押さえつけられることにより、横から見たときに上の歯が大きく前に出てしまいます。口が閉じにくくなり、上の前歯で唇をかむ癖が出やすくなりさらに出っ歯がひどくなってしまいます。

反対咬合→下の歯が前に出てしまう

人差し指や中指で下の前歯に引っ掛けるようにして指を吸うと横から見たときに下の前歯が上の前歯よりも前に出てしまいます。飲み込むときは舌が下の前歯を押すようになり、しゃべりにくい言葉や聞き取りにくい言葉が出ることがあります。また、口を閉じたときに口角が下がり、不機嫌そうな顔になります。

叢生(そうせい)→がたがたの歯並びになってしまう

指を吸うことで頬の筋肉の内側に押す力が加わり、顎の骨に影響を及ぼすことがあります。顎が狭くなるときれいに歯が並ばなくなってしまいがたがたな歯並びになってしまいます。また下の前歯を押し続けることで歯並びのアーチが狭くなり歯並びが凸凹になってしまいます。

無理に指しゃぶりをやめさせる必要はありませんが、大きくなってからも指しゃぶりがやめられない場合、歯並びにも影響してきてしまうのです。保育園などの集団に入り外的な探求心を覚え遊びが広がることで指しゃぶりがなくなったりすることもあります。誕生日や行事など、何か目標を決めて「がんばろうね!」と声掛けしてあげることも大切です。また物事を理解できるようになったら「手のばい菌がお口の中に入っちゃうよ」「かわいくなくなっちゃうよ」など、怒ることはせず優しい気持ちをもってこまめに教えてあげましょう。

大人が一方的に禁止や治療を押し付けるのではなく、自身の自覚が育つように根気よく待つことが大切です!健康的な歯並びと顎の成長ができるように少しずつサポートしていきましょう☺

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