歯周病と認知症は関係ある?

   

みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 歯科医師の小林です。

今回は、「歯が少ないほど高くなる、アルツハイマー病リスク」です。

コロナ禍以前の2019年、歯周病の病原菌の一つである「ポルフィルモナス・ジンジバリス菌」が分泌する酵素が、アルツハイマー型認知症(AD)の原因だという話題が世界を駆け巡りました。

米国の創薬ベンチャー企業が発信源で、同社はこの酵素の働きを抑える薬を開発、すでに臨床試験を開始していたので、業界は騒然となりました。

しかし、鳴り物入りの臨床試験は失敗(21年10月公開)、実薬を投与したAD患者との間で、認知機能や身体機能に差はつかなかったとのこと。

結局、新薬の開発は今年1月に米食品医薬品局によって差し止められています。

ただし、歯の健康とADとの関連ではいたってシンプルなデータがあります。

国内医療機関が発行する、レセプト情報と特定検診・特定保健指導情報をまとめた研究があります。

17年4月診療分のおよそ467万人分のデータから60歳以上の歯の本数とADとの関連性を解析した結果、現存している歯が少なく喪失した歯が多いほど、ADを発症しやすいことが示されています。

例えば、残存歯の本数が20~28本のグループを1とすると、残存歯1~9本の発症リスクは1.34倍、逆に失った本数で見た場合、喪失歯が1~13本の範囲にある人の発症リスクを1とすると、14~27本喪失で1.4倍28本では。1.8倍と二倍近くに及びます

歯を失う第一の原因は歯周病です。

原因と結果の関係は今後の研究に期待ですが、私達はお口の健康がADの発症の予防になる事実をしっかりと抑え、生活の一部にお口の予防(健診・メンテナンス)を、セルフでもクリニックでも行って行けるように啓蒙しています。

是非一緒に、健康寿命を延ばしていきましょう!

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