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姿勢や歯の使い方が悪いと歯並びや顎の発達に悪影響を及ぼしたり、虫歯のリスクが高まったりします。今回は食事の際に意識したい噛み方や飲み込み方、姿勢についてお話します！

噛み方

正しい噛み方で意識したいのがそれぞれの歯をしっかりと使うことです。前歯には食べ物を噛み切る役割、奥歯には食べ物をすりつぶす役割があります。

★噛む順番

①前歯で食べ物をとらえ、噛み切る

②口を閉じる

③舌で少しずつ食べ物を口の奥に運び、歯全体で咀嚼する

④奥歯ですりつぶし、飲み込む

食べ物はまず前歯で噛み切り、徐々に細かくして最後に奥歯ですりつぶすのがベストです。

また、左右のバランスも意識しましょう。左右で歯の形状が異なることから噛みやすいほうばかりで噛んでいたり、片側の歯が痛いからといって痛くないほうばかりで噛んでいたりしていると、片側の歯ばかりに負担が集中します。その結果、噛む方ばかりにダメージが集中して虫歯の発症や悪化、歯並びのずれなどにつながる恐れがあります。

飲み込み方

唇を軽く閉じた状態で飲み込みます。口を閉じていないと飲み込むとき舌の押す力で歯が前に押し出されてしまい、出っ歯や受け口といったように歯並びに影響する可能性があります。

姿勢

猫背で前かがみにならないよう背筋をまっすぐ伸ばし、足を床にしっかりつけて座ります。猫背の状態のとき口があいたままになることが多く、必然的に口呼吸をすることが増えます。口呼吸が増えることで唾液の分泌量が減少し、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。また、姿勢が良いと左右の歯に均等に力がかかり、よく噛めるようになります。

生涯おいしく食事をするために歯はとても大切です。正しい食べ方を意識して、健康な毎日を過ごしましょう！

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