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みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」歯科助手の前原です。

今週は暑くなる日が多そうですね。

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さて本日は歯列接触癖（TCH)についてお話します。

◆歯列接触癖とは？

安静にしているときでも上下の歯がどこか接触している状態がある癖のことを言います。

実は安静にして、唇を閉じているときでも上下の歯は接触していないのが正しいのです。

上下の歯がどこか接触している状態は４種類に分けられます。

・グライディング

→一般的に歯ぎしりときくとイメージする上下の歯を左右に擦り合わせるタイプです。

・タッピング

→上下の歯をぶつけ合って、カチカチと鳴らすような音を出すタイプです。

歯ぎしりのタイプ全体で見ると少ないタイプで、グラインディングやクレンチングに比べると、歯や顎に加わるダメージは少ないようです。

・クレンチング

→上下顎および歯を強く噛みしめるタイプで、食いしばりや噛みしめのこと。

噛みしめは睡眠中、覚醒時を問わず発生し、音をともないません。

・ナッシングタイプ

→全体ではなく、ある一定の場所だけで、キリキリこすりあわせるタイプです。

日中にはみられず夜間がほとんどですが、きしませるので、大きな音が鳴る場合が多いようです。

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では、歯列接触癖があるとどうなるのでしょうか？

・顎関節症

→弱い力でも接触時間が長時間になると筋肉は疲労して顎関節への負担が増えてしまいます。

・知覚過敏、歯の破折、修復物の破損などの悪化の可能性

・血流障害や首や肩こり、頭痛

→咬む筋肉がわずかですが常に緊張した状態です。
筋肉の緊張が持続することが原因になる場合があります。

・歯を支える骨がやせる

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歯列接触癖があるからといって必ず不快症状が出るわけではありませんが、若いうちからTCHがあるか気づくことが重要ですね！

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