銀歯の中、大丈夫でしょうか?

   

みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 トリートメントコーディネーターの村田です。

今日から12月ですね。何だかつい最近、年が明けたと思ったら、もう12月…何だか年の瀬という感じがしないですね。

さて今回は銀歯について、お話させて頂きます。

むし歯治療して、詰め物を入れる時、一番身近な材料の選択肢として銀歯があります。現在も1ケ月間で約180万本の銀歯治療が行われていると言います。しかし、先進国で銀歯が主流なのは実は日本だけであるという事をご存知でしょうか。

この銀歯ですが、保険診療で安価で入れられる、必要最低限噛む機能を回復させることがメリットとして大きいです。

下の写真のように、ぱっと見たらキレイに入っているように見える銀歯ですが、フロスを通したり、ガムを噛んだ時に銀歯が外れてしまった経験はありませんか?実は5年~7年程で銀歯に劣化が始まり、中でセメントが溶け出して銀歯と、ご自身の歯に隙間が生じ、知らない間にむし歯が広がってしまい、再治療が必要になる事が多いのです。どれだけ丁寧な治療をしても、精度に限界があります。再治療が必要になった場合、むし歯が思ったより進行して神経を取らざる得ない状況にも陥る事があります。

むし歯の部分だけを削るのではなく、それ以上にご自身の歯も大きく削るので、どんどんご自身の歯が無くなってしまいます。一度削ってしまった歯は残念ながら、再生できないのです。神経を取ってしまった歯は、神経が生きている歯に比べ、脆くなり破折してしまう事もあります。

銀歯の素材は、金、銀、パラジウムなどの合金で作られており、金属の成分が溶け出し、蓄積され突然の身体の不調、金属アレルギーを引き起こす原因にも繋がると言われております。

また歯と歯肉との境目に黒っぽい線が現れるブラックラインが見られる事もあり健康面で見た時にも決して良い材料とは言えないのです。

再治療を行わない為には、身体に優しく、耐久性の高い、汚れがつきにくく歯周病の原因に繋がらない、精度が高く適合の良い詰め物、被せ物の選択をする事が歯の寿命を延ばす事ができます。中目黒ゲートタウン歯科室では、詰め物、被せ物を数多く取り扱いがございます。皆様のお口の状態に合った材料のご提案をさせて頂いております。また、現在お口の中に入れている詰め物、被せ物に問題がないかどうか?定期的に検診に来院頂き、チェックしてもらう事も大切です💡

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