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みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 歯科助手の前原です。

夜になると中目黒駅は桜を見に来る人で溢れていますね！

さて本日はスウェーデンの予防歯科事情をご紹介します。

スウェーデンは、ノルウェーやデンマークといった近隣諸国と同様に、高福祉高負担の社会制度を取っています。

そのようなことから健康志向が強く、特に予防に対する意識が高い国としても知られていますが、

歯のメンテナンス率に関しては成人で90%、子どもはほぼ100%といわれています！！

しかも0歳から19歳までは歯科治療と予防は全額無料。

もちろん矯正も無料です。

治療だけでなく、矯正も無料とは、羨ましいと思ってしまいますね！

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ただ、成人がむし歯になった場合の医療費用は7割負担と、日本の健康保険制度に比べてかなり高めになっています！

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1970年代までは非常に多くの国民が虫歯や歯周病にかかり、歯を失う人も多かったことから、人々の口腔内への意識もそこまで高くなく、歯に対するケアもおろそかになっていたのだそうです。

そんな背景があり、むし歯や歯周病は大人になったら自己責任で予防するという考え方が息づいているようです。

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【メンテナンス方法】

年に1回、歯科医師に定期健診と歯石取りをしてもらい、

それとは別に年に2回、歯科衛生士に歯科健診とクリーニングをしてもらうなど、やはり定期的なケアを心がけているようです。

スウェーデンでは、むし歯になりやすい人にはフッ化物が

高濃度に入った歯磨き粉が処方されるそうです。

フッ素にはむし歯の原因となる歯垢(プラーク)の働きを抑え、歯質を強化する効果があります。

ライオン株式会社によると、フッ素配合歯磨き粉を使った場合のむし歯予防率は、約2年間の使用で20～30％。

より長期間継続的に使用することで、むし歯予防率はさらにアップします。

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しかし、フッ素配合歯磨き粉を効果的に使うためにはいくつかの注意点があります。

まず、量。

3～5歳で5ミリ以下、

6歳～14歳で1センチ程度、

そして成人は2センチ以下

ぐらいが適量の目安といわれています。

また、歯磨き後のすすぎに関しましては、5～15ミリリットルの水を口に含み、1回ですすぐようにするとお口の中に残ったフッ素がむし歯の予防効果を高めます。

すすぎ過ぎるとフッ素まで流してしまうので、ご注意ください！