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みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 管理栄養士の難波です。

今回は矯正治療中で歯が痛いときの食事についてお話します。

矯正治療中は特に食事の制限はありませんが、歯が動くときに痛みを感じたり口内炎ができやすくなるため食べるものに注意が必要です。特に矯正装置のつけたて・調整したては痛みを感じやすい期間でもあります。また挟まりやすい物やくっつきやすい物もあるため、歯磨きには気を使っていただく必要があります。

気を付けたい食べ物

◆歯につきやすい食べ物

ガムやキャラメルやお餅などは装置にくっつきやすく取りずらいだけでなく、装置が外れてしまうこともあります。

◆硬い食べ物

おせんべい、フランスパン、リンゴ、スルメなどの硬いものは強くかみしめる際や食べ物が装置にあたって力が加わった場合、装置が変形したり外れてしまう原因にもなります。

できるだけ小さくしてからお口の中に入れ、ゆっくり奥歯で噛むなどの工夫が必要です。硬いもの、噛み切りにくいものは食べる前に小さく切っておくことで装置が外れるリスクを避けることができ、痛みを感じるときにも食事がしやすくなります。

◆細長くて繊維質なも

えのき、もやし、白菜、ニラ、青菜などの繊維質の細長い物やパスタやラーメンなどの細い麺類は装置に絡まりやすく、放置しておくと虫歯や歯周病の原因となる可能性があります。食後は歯ブラシなどで丁寧にケアを行いましょう。

歯が痛いときにおおすすめの食事

おかゆ、雑炊、豆腐、ハンバーグ、野菜スープ、ヨーグルト、ゼリーなど

これらはあまり力を入れずに食べられる食事の例です。歯が動くときは痛みを感じやすく、食べ物を噛み切れない場合もあります。痛みのピークが過ぎるまではあまり噛まなくても食べられるものがよいでしょう。なるべく小さめにカットしたり、柔らかく煮込んだりするのがおすすめです。