年末年始、歯のトラブルが起きたら?

   

みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 トリートメントコーディネーターの村田です。

12月も残すところ、後1週間弱となりました。新型コロナウイルス感染者が増加傾向だと忘れてしまうくらい街も人出が多くなってきましたね。

さて年末年始や冬休みなど、長期休みで歯科医院が休診している時に限って、「詰め物が取れた」「歯が痛い」と言った歯のトラブルが起こる事があります。今回は、長期の休みに起こる歯のトラブルについての対策についてお話させて頂きます。

〇詰め物、被せ物が取れた場合

お正月でお餅を食べる機会があると、起こりやすい歯のトラブルの一つです。

もし詰め物、被せ物が取れてしまったら、取れた部分は清潔にして、できるだけその部分で噛まないようにしましょう。また取れた詰め物、被せ物は無くさないようにして下さい。状態によっては、そのまま装着できる場合があります。くれぐれも市販の接着剤で自分で元に戻そうとしたりしないでください。かみ合わせが変わってしまったり、誤って飲み込んでしまう危険があります。また詰め物、被せ物が取れてしまったら、すみやかに歯科医院を受診しましょう。そのままにしておくと、むし歯や痛みが出たりする可能性が高くなります。

〇歯がズキズキする

むし歯や歯周病が進行していたり、歯にヒビが入ったり折れたりして炎症が起こっている可能性があります。

痛みが出る場合は、傷む部分で噛まないようにして清潔に保ち、刺激を与えないようにし、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。もし痛みの症状を軽減させる為に市販の鎮痛剤を服用すると何とか乗り切れる場合もあります。鎮痛剤でも効果が無い場合は、冷却枕や氷をタオルで包んだものなどを使用し、痛みのある部分を外側から冷やすのも効果的です。

〇入れ歯が壊れた

壊れてる入れ歯は使わないでください。お口の中を傷つけたり、かけらを飲み込んだりする危険性があります。

できるだけ早めに歯科医院で修理(状態によっては新しく作り直ししないといけない事もあります)してもらいましょう。くれぐれもご自分で接着剤などで修理しないようにして下さい。もしすぐに歯科医院に行けない場合は、柔らかいものを食べるなどし、食べ物が喉に詰まらないように気をつけましょう。

いかがでしたでしょうか。今回は、長期休み中に起こりやすい歯のトラブルについて、お伝えしました。いずれも応急処置ですので、症状がひどくならない内に早めに歯科医院を受診される事をおすすめ致します。

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