亜鉛不足で味覚障害?

   

みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 管理栄養士の斉藤です。

今回は「亜鉛と味覚」についてお話します。最近では新型コロナウイルス感染症の症状や後遺症として、味覚障害など訴える方が多いかと思います。ですが、味覚障害を起こす原因には新型コロナウイルス感染症以外にも、「亜鉛」不足によって引き起こされることがあります。

味を感じる仕組み

私たちは食べ物を口にしたときに、甘味や塩味などの「味」を感じることが出来ますよね。それは

「味蕾」という器官があることにより、甘味や塩味、苦み、酸味、うま味などを感じることが出来るのです。

味蕾は約50~150個の味細胞が集まってできた味細胞の細胞集団で、特に舌の表面の乳頭に多く存在しています。

味細胞の一端は舌表面で味を受容し、もう一端は神経を介して味の情報を脳へ伝えることで味を感じています。

味覚障害の症状

  • 味覚低下

味がしない、味がわからない、特定の味だけが感じにくいなど

  • 異味症

いつもと違う味がする、食べていないのに甘みや苦味、塩辛い味を感じるなど

亜鉛の作用

味蕾の新陳代謝は、活発で約10日でサイクルすると言われています。亜鉛は味蕾細胞の新陳代謝に大きくかかわる栄養素で、亜鉛が不足すると味蕾の新陳代謝のサイクルが伸びてしまいます。そのため亜鉛が不足すると味蕾の新陳代謝がうまく行われなくなり、支障が生じ、味を感じにくくなります。

亜鉛をしっかりとるには?

亜鉛は牛肉や豚肉、魚介類全般、チーズにも多く含まれています。特に牡蠣には亜鉛が非常に豊富で、5個食べるだけで10mgの亜鉛を摂取することができ、1日の推奨量を満たすことができます。(成人男性:11mg、成人女性:8mg)

植物性の食品であるゴマやピーナッツにも多く含まれていますが、一度に食べられる量が多くないため効率的とはあまり言えません。

亜鉛は動物性のたんぱく質やビタミンC、牛乳などに含まれる乳糖と一緒に食べると吸収率が上がります。また豆類、穀類、インスタント食品などに含まれるフィチン酸は亜鉛の球種率を低下させてしまいますが、動物性のたんぱく質やビタミンCと一緒に食べるとその影響を小さくすることができます。

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