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乳歯は永久歯に比べてやわらかく酸に弱いため、虫歯になりやすいです。また、エナメル質や象牙質に厚みがなく、虫歯になると一気に進行してしまいます。

特に小さな子どもであれば上手に痛みを伝えることが難しいこともあり、大人が気づいたときには神経にまで達しているなど、重症化するケースも少なくありません。

虫歯の感染経路

乳歯が虫歯に感染しやすいのは、『感染の窓』と呼ばれる生後19~31ヶ月（1歳7ヶ月~2歳7ヶ月）の時期です。この時期を乗り越えれば、それ以後は虫歯に感染しにくくなります。

そのため、虫歯なしで育てるために1番重要な時期は3歳までなんです。

乳歯の虫歯を放置することの悪影響

いずれは生え変わるから…といって虫歯を放置してはいけません。

虫歯を放置してしまうと、次に生えてくる永久歯にさまざまな悪影響を及ぼしてしまうのです。

虫歯ができると痛みを生じたり、上手く噛めないことがあります。噛みにくくなることで固いものを避けるようになり、偏食になってしまったり、噛む回数が減ることで顎の発達を妨げてしまうケースがあります。

虫歯を放置したままにしていると、口の中で細菌が増え続けてしまい、他の歯が虫歯になるリスクも高くなってしまいます。

虫歯を予防するには、赤ちゃんに虫歯菌をうつさないように、妊娠中から家族全員がセルフケアや定期的な歯科検診を徹底すること、適切なブラッシングでむしばの原因となる歯垢をしっかり除去することが大切です。

また、乳歯は永久歯に比べてフッ素を取り込みやすいという特徴があるので、子どものうちからフッ素を活用することでより高い虫歯予防効果が得られます。

子どものうちから虫歯を作らないために定期的に歯科医院を受診し、虫歯ゼロを目指しましょう！✨

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