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まず、乳歯とは子供のときに生えている歯のことです。

乳歯は永久歯に比べて小さく、エナメル質、象牙室の厚みも半分ほどしかありません。そのため、虫歯になりやすく進行もとても早いので2~3ヶ月程度でも神経に達してしまうほど大きな虫歯になってしまうこともあるのです。

生え変わりには個人差がありますが、乳歯は生後6ヶ月ごろから生え始め、2~3歳までに上下合わせて20本生え揃います。

一般的には6~7歳前後から6~7年かけて乳歯から永久歯へと生え変わります。

🦷乳歯の主な役割🦷

◆食べ物を噛む

乳歯が生えると食べ物を噛むことができるようになり、栄養の吸収を助けます。子供にとって「自分で食べる力をつける」役割も担っています。

◆発音を助ける

食べるだけでなく言葉を話すことにも役立つのです。この時期は色々な言葉を覚える時期でもあります。乳歯があることで舌を正しい位置に置くことができ、うまく発音できるようになります。

◆顎の発育を助けて顔の形を整える

よく噛むことで顎の発達を助けるので、将来の歯並びや顔の形にも影響してきます。

◆永久歯が生えるときの目印になる

乳歯はその後に生えてくる永久歯の生えるスペースを維持する役割もあります。

もし虫歯などで乳歯が早く抜けてしまった場合、周りの歯の移動が起こり、永久歯の生えるスペースを失い、歯並びを悪くしてしまう可能性もあります。

乳歯はその後に生えてくる永久歯にも影響を及ぼすため、虫歯にしないようにしっかりケアをすることが大切です。

永久歯は一生使い続ける大切なものです！

こどもの歯の健康を守るためにも、歯が初めて生えたタイミングなど、なるべく早めの受診をおすすめします◎

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