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皆様、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 歯科助手の重野です。

さて今回は、タイトルにあります「健康な歯茎」についてお話します。

では、健康な歯茎とは一体どのような状態のことを言えるのでしょうか。

①ピンク色できれいな歯茎である

→健康な歯茎はきれいなピンク色をしていて、歯周病・歯周炎になっている歯茎では歯茎が腫れて赤色・赤黒く変色してきます。また、喫煙者の場合もニコチンによって歯茎が黒ずんでしまいます。

下記の写真ではきれいなピンク色をした健康な歯茎です。

②出血しない歯茎である

→普段の歯ブラシ時やデンタルフロス・歯間ブラシを使用した際に出血がない場合は健康な歯茎と言えるでしょう。逆に、歯茎より出血してしまう場合は歯や歯と歯の間などに汚れが溜まっていて、普段のケアではしっかりと落としきれていない可能性があります。そういった場合、多少出血してもしっかりと汚れを落としてあげましょう。ですが、あまり強く磨きすぎてしまうと歯茎を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。

③膿や口臭のない歯茎である

→歯周病になると、歯と歯茎の境目の歯周ポケットが深くなり、歯茎から膿が出たり口臭にも繋がります。

下記の写真では、歯周ポケットが深くなり歯石などの汚れも溜まってしまい、歯周病が進行している状態です。

【健康な歯茎を目指すには…】

①1日2回以上歯磨きをしましょう

→目安としては歯磨きをする時間としては5分ほどが良いですが、しっかりと磨けていなければ意味がありません。特に就寝前に欠かさず歯磨きをしましょう。唾液には自浄作用があります。ですが、寝ている時には唾液の分泌が少なくなり、その自浄作用も低くなります。その為、毎食後の歯磨きがベストではありますが就寝前はマストで歯磨きをしましょう。

②歯ブラシ＋デンタルフロスや歯間ブラシなどの清掃補助器具を使いましょう

→歯ブラシだけでは、汚れを完全に落とすことは難しいです。その為、歯ブラシでは行き届かない歯と歯の間などを下記の写真ような歯間ブラシ・デンタルフロスを使用して落としてあげましょう。

また、就寝前の洗口液もおすすめです。、フッ素入りの洗口液は、むし歯予防にも最適となります。

③タバコは控えましょう

→たばこにより、歯茎の毛細血管は収縮し、お口の中の細菌に対する抵抗力も低くなります。

また、歯茎にも悪影響があります。たばこの煙がダイレクトに歯茎に付着するため、歯周病を悪化させてしまいます。たばこは歯や歯茎だけでなく、全身にも悪影響を及ぼします。

④歯科医院にて定期健診を受けましょう

→セルフケアでは完全に汚れを落とすことは難しいので、定期的にプロケアとして歯科医院でクリーニングをし、歯石等を落としてもらうことで健康な歯茎を目指しましょう。また、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療にも繋がりますので、定期健診へ通うことをお勧めします。

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