歯が抜けたまま放置していませんか?
みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 管理栄養士の難波です。
突然ですが欠損歯をご存じですか?欠損歯とは文字の通り歯が無い所のことを指します。
「虫歯が進んでしまい治療不可能で抜くことになってしまった。」
「歯周病が進んでしまい歯がグラグラになって抜けてしまった。」
「歯医者で抜いてもらったけど、そのまま通わなくなってしまった。」
など、歯を失ってしまう原因はさまざまありますが、歯が抜けてしまったまま問題がないからと言ってそのままにしていませんか?1本歯がないだけでは食べるときにそれほど不自由はしないですが、歯には1本1本それぞれ役割があります。見た目や噛み合わせはもちろん、たった1本歯を失っただけでも口腔内のバランスが崩れ様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。
今回は欠損歯をそのままにしておくことで起こりうる影響について、詳しくお話します!
★機能面
上の歯と下の歯が接触し噛み合う事で位置を保っていますが、抜けた歯と噛み合っていた歯が今まであった歯に噛み合わせようとして、抜けた歯のスペースに歯が伸び出てしまうことがあります。また、歯は隣の歯同士が互いに支え合うようにして歯列を保っていますが、長時間歯を失ったままにしていると、失った歯のスペースの方へ傾いてしまい、噛み合わせが悪くなってしまいます。

★見た目
歯が無いと笑ったときの見た目の印象が損なわれてしまったり、歯並びのバランスが悪くなってしまうことがあります。また噛む力が衰えて顔の筋力が低下するため、しわやたるみが増えたり、頬が下がってしまうことで老け顔になってしまう可能性があります。

★生活面
機能面でお話したかみ合わせのバランスが崩れることにより食べ物をよく噛むことができなかったり、発音障害になる可能性があります。また、噛む力が衰えることで食べ物をよく噛まずに飲みこんでしまい、消化器官に負担がかかったり、さらには脳への刺激が低下することで認知機能などに影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

歯を失ってしまったとしても、入れ歯やブリッジ、インプラントなど歯の機能を補う治療方法はございます。もし歯が抜けてしまってそのまま放置してしまっている方は早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
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