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みなさま、こんにちは。目黒区 中目黒の歯科医院「中目黒ゲートタウン歯科室」 管理栄養士の難波です。

さて、今回は『お子様の仕上げ磨き』についてお話していきます！

まず、『仕上げ磨き』とは

　◎磨き残しを防ぐ

　◎健康な歯を保つ

　◎正しい歯磨きの習慣を覚えてもらうための教育

このような役割を持っています。お父さんやお母さんが毎日しっかりと仕上げ磨きをすることが非常に大切です！

子供は大人のように細かく歯ブラシを動かし汚れを落とすことが難しいので、一人で磨けていると思っても実際には磨けていないことが多いです。

子供の発育は、目的に沿った運動を行うために脳が運動を計画し、様々な感覚器からの情報を整理し、一定の順序で発達していきます。ある段階から次の段階に飛躍することはなく、必ず段階を踏んでいきますが、発育発達の進み方は、性差や年齢差、個人差などが見られるため一人ひとりにあわせた望ましい方法や援助を模索していくことが重要です。

＊いつまで仕上げ磨きをしたほうがいいの？

お子様の仕上げ磨きは、はっきり何歳までとは決められていませんが、一般的に永久歯が生え揃う10歳から12歳まで続けることが推奨されています。乳歯と永久歯が混在していると、段差が大きく磨きにくいため、永久歯が生えるまでは仕上げ磨きが必要なのです。

とはいえ、小学高学年になると上手に磨けているか確認をするのは中々難しいものです。そのため出来るだけ小さいうちから、歯磨きの習慣や正しい磨き方を見につけていき、小学生になったら自分一人でしっかり磨けるようにサポートしていくことが大切です。

歯磨きを嫌がっているときに無理矢理してしまうと嫌なものに感じてしまうので、歯磨きを始めたばかりのときは歯磨きは楽しいものだと思わせてあげましょう！

＊仕上げ磨き嫌がっているときはどうしたらいいの？

　・機嫌が良くなったとき(保護者にも余裕があるとき)に再開する

　・ゴシゴシと強く磨かない

　・短時間で終わらせる

　・楽しい雰囲気で行う

しっかり汚れを落とさなきゃ！という気持ちで磨くとつい力が入ってしまい、歯茎を傷つけてしまったり、歯磨きは痛いもの、怖いものと思ってしまいます。磨くときは優しく、ぬいぐるみで歯磨きごっこを行ってみたり、ピカピカにしようね！と声をかけてみてください。仕上げ磨きは親子のスキンシップの時間と思い、終わった後もたくさん褒めてあげるようにしましょう。